最近、『コミュニティ』の重要性が叫ばれています。

なぜ今コミュニティが求められているのでしょうか?
今回は情報という観点から、コミュニティの重要性について書きたいと思います。

先の読めない時代

10年先のことは誰にもわからない時代です。
たとえ専門家でも。

その道一筋のプロやコンサルタントに相談したところで、それが正解かどうかは誰にもわかりません。

そもそも…

インターネット上で様々な情報が飛び交う世の中で、誰が本当に信頼できる専門家なのかもわかりません。

では、困った時、壁にぶち当たった時、アドバイスをもらいたい時には、どうしたら良いのでしょうか?

コミュニティが求められる時代

その解決の糸口は『コミュニティ』にあります。

昔は学校、会社、地域が人々の『居場所』でした。

自分を守り、生かし、認め、正解を教えてくれる場所でした。
しかし、現在、残念ながらその機能はほとんど失われています。

最近、信頼と自発性によってつながった『コミュニティ』が盛んになってきているのは、その代替としての役割も大きいと考えています。

コミュニティの集合知

コミュニティには『集合知』があります。

例えば、「どこかいい美容院ないかな?」という時。
ネットで検索すると広告費に力を入れた美容院の情報が表示されます。

しかし、コミュニティで聞くと、
「○○さんのとこ、評判いいよ」
「私はいつもここ使ってるよ」
などの『生』の情報が寄せられます。

また例えば、「このチラシとこのチラシ、どっちがいいかなー」という時。
専門家は専門的な見地からアドバイスできるかもしれません。

しかし、コミュニティでは

主婦のAさんは「私はこっちがいいと思う」
会社員のBさんは「こっちの方がインパクトあるよ」

など、メンバーがそれぞれの立場から、それぞれのバックボーンに基づいた意見を述べてくれます。

これが集合知です。

その道一筋のプロでも正確な10年後を予測できない時代、様々な人々の知恵を集め、結集させることが重要になってきます。

納得して情報を選べる

しかしもし、これが会社だったら、先輩よりも部長の意見を採用せざるを得ないかもしれません。

しかし、コミュニティはあくまでも自発性に基づいた集団なので、相談者はそこから自分の好きな意見を採用することができるのです。
最終的に、この自発的に情報を選択できるというのもコミュニティの良い点です。

何が正しいかわからない時代、何かを選択する上で一番重要になってくるのは、本人の納得感だからです。

…ということで、今回はこれからの時代のコミュニティの重要性について、『情報』という観点から書きました。




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