SNSで多くの人に向けて広く情報を発信したい時には、大事にすべきポイントがいくつかあります。
ただの『つぶやき』ではなく、『情報発信』する場合の話です。
今回はその
SNSでの『情報発信』とはなにか?
「SNSで情報発信する」とはどういうことか?
これはただの「つぶやき」とは区別しなければいけません。
つぶやきは(とても悪い言い方ですが)脳内の垂れ流しです。
脳内で浮かんだ思ったこと、おもしろかったこと、今日の記憶をただ外に出すだけ。
それに対して、情報発信には『目的』があります。
例えば、
「人の役に立ちたい」
「たくさんの人に知らせたい」
「周りから認知されたい」
などなど。
SNSを使ってその目的を達成するために、頭の中で構成を練ったり、理屈を練ったり、表現方法を考えたりして情報を発信するのが情報発信です。
わかりやすさが大事
さて、情報発信をするために重要なことのひとつめ。
それは『わかりやすさ』です。
なぜ、わかりやすくないといけないのか?
それは、難しい言葉、専門用語を使って知識人ぶって情報発信しても、わかる人(あなたの周りの人)にしか刺さらないからです。
これではSNSが持っている『拡散力』が全く生かされません。
わかりやすくするためのコツとして、
・専門用語は使わない。
・一文を短くする。
・文章全体の長さも長くなりすぎないようにする。
ことに気をつけると、だいぶわかりやすくなります。
誰が?が大事
情報化社会の中で誰でも簡単にいろいろな情報にアクセスできるようになってきました。
例えば、『イベント集客の方法』について、いろいろな人がいろいろなことを書いています。
しかし、その中で100%オリジナルの情報、というのはほとんどありません。
いろんな人が言い方を変えながら、だいたい同じようなことを言っています。
そこで大事になってくるのが、『誰が』言っているのか?ということ。
しがないサラリーマンのA氏が「勉強は大事」と言っても、たぶん誰にも刺さりません。
しかし、ホリエモンが「勉強は大事」と言ったら、めちゃくちゃ拡散されるでしょう。
次の日のネットニュースに載るかもしれません。
では、ホリエモンぐらい有名にならないといけないのか?というとそうでもありません。
あなたが何者なのか?ということをブランディング(明確に表現)できていれば、それだけで人に刺さりやすくなります。
例えば、
しがないサラリーマンA氏が語る『勉強のコツ』は誰にも刺さりませんが、
超落ちこぼれから偏差値30UP!今も日々学び続けるサラリーマンA氏が語る『勉強のコツ』は多くの人に興味を持ってもらえる可能性があります。
なぜ?が大事
人は、誰かに何かを伝える時、その内容や利点、値段などをアピールしてしまいがちです。
しかし、優れたリーダーは「Why?」(なぜ?)から伝えていくといいます。
言い換えると、理念、夢、理想を語るところからはじめるということです。
例えば、アメリカの黒人解放運動のリーダー キング牧師。
I have a dream.(私には夢がある)
で、始まる演説はあまりにも有名です。
しかし、例えばこの演説が
I have a good plan.(私に良い計画があります)
からはじまっていたらどうでしょうか?
きっとこれほどまでに多くの人々の心を打つことはなかったことでしょう。
なぜ、あなたがこの情報を伝えたいのか?
どんな理念、どんな使命を持っているのか?を発信していくことが大事です。