私は10年以上勤めた中学校教師の職を辞め、飲食店&スタジオを開業しました。
また、テノール歌手として舞台にも立ち、好きなことをして生きるという生き方を実現しています。
その経験を活かして、ライフワークコンサルタントとして「自分の好きなことを仕事にして、自分らしく生きたい!」という方にそのノウハウを教えたり、サポートしたりする活動もしています。
今回はそんな私が考える「ライフワーク」について書きます。
本田健氏の考え
ライフワークという考えを日本に広めたのは本田健さんではないでしょうか?
本田健さんといえば、『ユダヤ人大富豪』シリーズがあまりにも有名ですね。
本田健さん、ライフワークについてもたくさん本を書いていて、その概念を日本に広めました。
その本田健さんによれば、ライフワークとは
自分のなかにある《幸せの源泉》から湧き出る情熱を使って自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方
だそうです。
『幸せの源泉』という表現が非常に独特で、またこだわりを感じる部分でもありますね。
すぎやまが考える『ライフワーク』の要素
さてでは、わたくし、すぎやままさかずはライフワークについてどう考えているか?
まずはその構成要素について。
私は以下の要素がライフワークには不可欠だと考えています。
1、ワクワク感
ひとつめは『ワクワク感』です。
そのことを考えるだけでワクワクして、早くやりたい!もっと良くしたい!という気持ちになること。
そのワクワク感が沸騰すると、情熱=エネルギーが生まれてきます。
2、自分らしさ
ふたつめは自分らしさ。
その仕事が「自分らしいかどうか?」は常に自分に問いかけていきたいですね。
例えば、お酒を飲んで人と話すのが大好きで、そのことを考えるとワクワクする…という人がみんな水商売に向いているかというとそうではありません。
好き、得意、楽しいだけではなく、「自分らしいかどうか?」という尺度は必ず必要です。
また、自分らしくいられるためには、自分を表現できるということも大切です。
どんなに控えめな人でも、自分を表現したい、伝えたい、届けたいという欲求はあります。
自己表現ができない場では自分らしくはいられません。
3、社会性
個人的な利益を追求するだけの仕事は幸せにはつながりません。
人は、人とのつながり、社会とのつながり、歴史とのつながりの中で生きているからです。
社会やコミュニティーの中で、今、自分が、なんとしても、やりたいという思い。
そういう使命感もライフワークの大切な要素です。
そいう意味ではボランティア活動もライフワークになり得ます。
家事も立派なライフワークだと思います。
でも、この社会で生きている限り、お金と無関係ではいられません。
その仕事だけで生きていこうということにこだわる必要はありませんが、大赤字続きでは活動は続かないということも頭に入れておいた方が良いでしょう。
すぎやまの『ライフワーク』の定義
ということで、わたくしはライフワークの定義を以下のように考えています。
社会の中で、ワクワク感をもって取り組める、自分らしい仕事
ただ、これは現状の考えなのでまだまだ今後もブラッシュアップしていくと思います。