静岡市の公立中学校で職業講話をしてきました。
久々の教室、久々の中学生、とても楽しい時間でした。
今の自分の働き方を紹介するとともに、『ライフワーク』『パラレルキャリア』などについて話してきました。
その職業、20年後もありますか?
「あなたは将来やりたい仕事がありますか?」
と聞いたところ、驚いたことに3分の2ぐらいの生徒が「ある」と答えました。
聞いているのは中学1年生です。
素晴らしいことです。(キャリア教育の成果ですね)
「でも、その職業、20年後もありますか?」
と、ここで夢をもっている中学生にはちょっと意地悪かもしれない質問をしました。
AIの進化、グローバル化、社会構造の変化、企業の存続率などの要因から、
これからは今までのように
「良い大学に行って、良い企業に就職して、定年まで勤め上げる」
というような働き方はほぼできない時代になるというようなお話をしました。
ライフワークをもっている人が最強
お金のためだけに働く、歯車のような働き方をしていたら、これからの時代はAIに仕事を奪われてしまいます。
それに対してワクワクしながら仕事をしている人、使命感をもって仕事をしている人(=ライフワークをもっている人)はこれからの時代、最強だよ、という話をしました。
なぜなら、使命感をもって仕事をしている人には、その人にしかない気遣い、発見、アイデアがあるからです。
それはAIにはできないことです。
やりたいことを突き詰めよう
「例えば、ゲームを作りたい!アプリ開発をしたい!という人はいますか?」
と聞いたところ、数人が手を挙げました。
だったら、いますぐやりましょう!
技術系の高校を卒業して、専門学校に行ってプログラミングを習って、会社に就職してアプリをつくる。
それは昔の話です。
自力でアプリを作っている中学生(小学生)、たくさんいますよ。
いまはGoogleで調べればなんでもわかる時代です。
「できたらいいな」
「やれたらいいな」
と思っているうちに、いつの間にか大人になってしまっている人、たくさんいます。
逆に、本職をもちながら好きなことを突き詰めていき、それがいつの間にか本業になっていた…という人もいます。
(そして、パラレルキャリアについてもお話ししました)
プロは結果
「プロ野球選手になりたい!」
という人もいるかもしれません。
しかし、プロというのは『結果』だと思います。
野球が好きで、好きで、練習して、練習して、誰よりも上手くなっていた。
その結果がプロです。
やりたいことがあれば、どんどんやりましょう!
そして、自分の武器を磨きましょう!
全国の中学生たちが自分のやりたいことを見つけ、自分の武器を磨き、自分らしい人生を送れること願っています!