自分のミッション(ミッション・ステートメント)=使命について、最近特によく考えています。
実はここに来るまでにもいろいろと考えてはきたのですが、ここ数年で「これが私のミッションだ!」という思いにもいろいろと変遷がありました。
ミッションとは?
ミッションとは使命、人生をかけて成し遂げたいこと、実現したいことだと考えています。
人生の軸、個人憲法のようなものです。
人生をちょっと楽しくする
「周りの人たちの人生をちょっと楽しくする」
というのが、2018年夏ぐらいまでの私のミッションでした。
教員時代は教育学、音楽、心理テクニックなどを使って、愛する生徒たちや関わる人たちの人生をちょっとだけでも楽しくできたらなと思って活動してきました。
このブログを始めたのも、自分と同世代〜もっと若い教員、ビジネスマンの方の人生がちょっと楽しくなると良いなと思ってのことです。
大それたことはできないかもしれませんが、ちょっと楽しくすることは私にもできるはずと考えていました。
自分らしい仕事を開拓していきたい人を応援する
2018年3月に教員を辞めて、4月からスタジオ・飲食店の経営をはじめました。
また、嬉しいことにセミナー講師やボイストレーナーをやる機会にも恵まれました。
それを通して、人を教えることや、サポートしたり、応援することの楽しさも改めて実感しました。
そこで、改めて自分のミッションについて深掘りしてみました。
その結果、気づいたことは自分がやりたいことって、
INPUT(速読、勉強、心理学)と
OUTPUT(歌、ボイストレーニング、話し方、書き方)
に関係しているんじゃないかということ。
では何のためにそれをやっているのかというと、
OUTPUTは自分らしい人生、自分らしい仕事=ライフワークを実現するため、
INPUTはそれを実現するための武器(自分の武器)を磨くためなんじゃないかと考えました。
そこで2018年夏ごろからは
「自分の武器を磨いて、自分らしい仕事=ライフワークを開拓していきたい人を応援する」
というミッションを掲げてきました。
whyから始めよ!
そんな時にある動画と出会いました。
サイモン・シネックの「優れたリーダーはどうやって人を動かすか?」というTED動画です。
「I have a dream.」(私には夢がある)
といえば、キング牧師のあまりにも有名な演説ですが、これが例えば
「I have a plan.」(私に考えがある)
だったらどうでしょう?
あれほど多くの人たちが熱狂することはなかったでしょう。
なぜAppleが熱狂的な支持者を持っているのか?
それは
「すばらしいパソコンを作りました。性能はこうです。価格はこうです。おひとついかがですか?」
ではなく、
「私たちは世界を変えたい。そのためにこのシンプルで洗練されたデザインが生まれました」
と言うからです。
つまり、人を動かすためには、まずwhy=理念=信念=ミッションを語らなければならない。
そして、それは明瞭簡潔で、人の心に訴えるものでなくてはならない。
今のミッションをさらに磨いていかなければならない、ということに気づかされました。