最新の心理学の研究から、人間関係の悩みを減らす方法があきらかになってきました。
研究しているのは、『ポジティブ心理学』というジャンルの心理学です。
ポジティブ心理学とは幸せに生きる方法を研究した心理学です。
今日は人間関係で悩まないで、幸せに生きるための5つの方法を紹介します。
![]() |
幸せがずっと続く12の行動習慣
ソニア・リュボミアスキー 日本実業出版社 2012-02-16
|
人間関係で悩まない5つの方法
1.感謝の気持ちを表す
2.考えすぎない
3.比較しない
4.親切にする
5.人を許す
1.感謝の気持ちを表す
人に感謝の気持ちを表しましょう。
好きな人に対してはもちろん、苦手な人にもです。
むしろ、苦手な人にこそ感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝の気持ちを伝えることによって、2人の間にポジティブな感情が生まれます。
それを積み重ねていくことによって、人間関係は少しずつ良い方向に向かっていきます。
思っているだけではダメです。伝わりません。
言葉や行動として表しましょう。
2.考えすぎない
クヨクヨと、同じことを繰り返し繰り返し考えていても、良い答えが見つかることはありません。
「考えれば考えるほど良い答えに近づける」というのは幻想です。
良い答えはひらめきのように、瞬間的に生まれるものです。
クヨクヨと何度も同じことを考えることを『反芻思考』(はんすうしこう)と言います。
(※反芻とは、牛が胃の中にある消化しかけの内容物を、口の中に戻してまた咀嚼すること)
クヨクヨと考えてもネガティブになるだけ。
時間と脳内メモリの無駄遣いです。
考えても無駄と割り切って、クヨクヨ考えるのをやめましょう。
3.比較しない
今のカレよりも、元カレの方が背も高くて、お金もあって、やさしかった。
・・・などというように、人と人を比較するのは、一方の価値を相対的におとしめるだけです。
人と人を比較するのはやめましょう。
4.親切にする
見返りを求めず、人のために働きましょう。
親切にして、人を喜ばせましょう。
苦手な人にも積極的に親切にしましょう。
その結果、あなたの自己肯定感は強まります。
親和欲求、所属欲求、承認欲求も満たされます。
7.人を許す
人を恨んでいてる状態では、あなたの精神に安らぎは訪れません。
人を許すことであなたの精神に安らぎが訪れます。
許すことは他人のためではなく、自分のために行うことです。
参考
人生の幸福度を高める12の行動習慣
どうすれば幸せに生きられるか? ということを研究した『ポジティブ心理学』という心理学のジャンルがあります。 このポジティブ心理学の研究によって、幸福度を高め、幸せに生きる方法がだんだんとあきらかになってきています。 …
![]() |
幸せがずっと続く12の行動習慣
ソニア・リュボミアスキー 日本実業出版社 2012-02-16
|