コンプガチャは違法懸賞、消費者庁が中止要請へ : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
携帯電話で遊べる「グリー」や「モバゲー」などのソーシャルゲームの高額課金問題をめぐり、消費者庁は、特定のカードをそろえると希少アイテムが当たる「コンプリート(コンプ)ガチャ」と呼ばれる商法について景品表示法で禁じる懸賞に当たると判断、近く見解を公表する。 同庁は業界団体を通じ、ゲーム会社にこの手法を中止するよう要請し、会社側が応じない場合は、景表法の措置命令を出す方針。 …

ソーシャルゲームの『ガチャ』について様々がなされています。

ガチャというのはいくらかお金を払ってゲーム内のアイテムを当てるミニゲームのことです。
スロットとか、100円入れて景品を出すガチャガチャみたいなもんです。

いま世間で問題視されているのはソーシャルゲームのガチャですが、ガチャというのはもともとはネットゲーム(=ネトゲ、オンラインゲーム)からはじまったシステムです。

なんでそんなに詳しいかって?

それは私が『元ネトゲ廃人』だったからです。
某ネットゲームにのめり込み、働きながら1日8時間近くゲームをやり続けました。

またソーシャルゲームなどに手を出したこともあります。
今日はそんな元ネトゲ廃人の私がガチャの怖さをお教えしましょう。

 

small__3122634523.jpg

 

 

私がネトゲにつぎ込んだお金の内訳

私は1年で約50万円をネトゲに費やしました。

そのうち、26万はネトゲを快適にやるためのハイスペックなパソコンです。
いまもそれを使っているが、ブログをやるには十分すぎるスペックのパソコンです。

残りの24万は1ヶ月約1万円かかるアイテム代、そして毎月のガチャ代1万円です。

合計で50万。

パソコンは手元に残っているが、ゲーム内のアイテムはただのデータなので今は何も残っていません。

なぜそんなに使ってしまうのか??

「ゲームなんかのためになんでそんなにお金を使っちゃうの??」 ・・・と、思う方もいるでしょう。
それはもっともな意見です。

なぜゲームのためにお金を使ってしまうのかというと、その最大の理由は『競争心』です。

要は他の人より強くなりたい。
他の人より早くやりたい。
他の人よりたくさん持っていたい。
という気持ちです。

我々の世代が小さい頃に友達と競い合ってビックリマンカードを集めたのと同じ心理です。

最近では遊戯王カード、ポケモン、モンハンなどもこの『競争心』をうまくあおって成功した商品です。

実感も実体もない売買

しかし、ビックリマンカードとネトゲの違うところがあります。
それは『現実』か『バーチャル』かということです。

ビックリマンカードは現金で購入し、現物が手に入ります。
現金を失い、現物を手に入れるということが実感できます。
だからその行為の重みがよくわかります。

しかし、ネトゲやソーシャルゲームにはそれがありません。
料金は現金支払いではなく、クレジット払いや携帯料金に上乗せされる仕組みになっています。

そして手に入るのもただのデータです。
そこには現金を失う実感も、現物という実体もありません。

買ってもその場で目に見えて、現実的・金銭的損失が出るわけではないので、欲望にストッパーをかかりずらくなります。
またネット上のやりとりだと、自分を現実以上に大きく見せることも可能なので、虚栄心も働き、身の丈以上のものを回続けてしまうのです。

そしてその結果・・・50万もつぎこんでしまうという・・・(゚Д゚;)

ネトゲ廃人も恐れるガチャの怖さ

私は『元ネトゲ廃人』などと自称してはいるが、たぶんネトゲ廃人レベル1ぐらいでです。

私など比べ物にならないくらいの廃人がたくさんいます。
そんな彼らも今話題の『ガチャ』というものの取り扱いには非常に気を遣っています。

ネトゲ廃人の中には「ガチャは怖いから一切やらない」という方もいるくらいです。
冒頭でも書いたが、ガチャというのはいくらかお金を払ってゲーム内のアイテムを当てるミニゲームのことです。

スロットとか、景品を出すガチャガチャみたいなもんです。

なぜガチャがそんなに怖いか、というと、「次は当たるかも」「今回は当たる」と思って、やり続けてしまうからです。

私のやっていたネトゲではガチャは1回900円。
「次は当たるかも」と思って、何回かやったらあっという間に5000円です。 「ここで引き下がるわけにはいかない!」ということでもうちょっと粘ったらもう1万円です。

ソーシャルゲームのガチャは1回100円程度だが、1日3回だとしてもそれを1ヶ月続けたらもう1万円です。

しかも、前述した通り、ネトゲやソーシャルゲームは実感も実態もない売買です。
歯止めをかける物がないから、余計にやりこんでしまうのです。 その結果、こんな事件に発展してしまうことも・・・。

小学生「親のクレジットカード使ってオンラインゲーム遊んでたら、100万円の請求がきた^^;」 : はちま起稿
相談者の息子の小学生男児(11)は、同時に複数の人がネットを介して参加できる「オンラインゲーム」をパソコンで利用。ネット上の“友人”からゲームを有利にできる有料のアイテム(商品)の購入方法を教えてもらい、母親のクレジットカードを繰り返し使用。カード会社から100万円の請求が届いた。 …

皆様も気を付けてください!





LINEでお友達登録してくださった方に、教育・ビジネス・心理学・速読関係のちょっとためになる情報や著者すぎやままさかずのセミナー・イベント情報を先行して配信しています。

↓からぜひご登録ください。
友だち追加

(うまくいかない場合はLINEの友だち追加画面から『@zbp5925q』で検索!)