経済の最前線で活躍する一流の仕事人、いわゆるエグゼクティブたち。
彼らは仕事に励む一方で、時間を見つけてはジムに通ったり、ジョギングをしたりと運動にも力を入れています。
ブロガーさんたちを見てみても、人気ブロガーの多くはジョギングや筋トレを習慣化している人が多いです。
![]() |
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)
山本ケイイチ 幻冬舎 2008-05-29
|
体は資本
月並みな言い方ですが、「体は資本」です。
資本というのは経済活動の元手になるお金や物のこと。
これを元手として商売をしたり、投資したりすることによって、利益を増やしていく。
これが資本主義です。
体がダメになってしまっては商売はできません。
そういう意味で体は大事な資本のひとつなのです。
エグゼクティブたちはこのことを明確に意識しているわけです。
それで忙しい中でも時間を見つけて、体という資本に投資したり、メンテナンスしたりしているわけです。
多くの人は続かない
もっとも、エグゼクティブに限らず、
「よし!今日からダイエットはじめるぞ!」
「今月からジムに通おう!」
と決意する人はたくさんいます。
はじめることは誰にでもできます。
しかし、多くの人は続かないのです。
目先の忙しさに流されてしまったり、楽な方に逃げてしまったり、すぐに目標を忘れてしまったりするからです。
そして、いつの間にかブクブク太って、足腰も弱って、心身共にボロボロになって引退に追い込まれていくのです。
続ける力
結局、エグゼクティブはなにが優れているかというと、『続ける力』があるという点です。
『仕事ができる人は体を鍛える』
・・・というよりも
『仕事ができる人は体を鍛える習慣がある』と言った方が適切かも知れません。
日々の生活の中で無理なく体を鍛える仕組みをつくり、やり続け、習慣化しているのです。
そこがエグゼクティブと、その他大勢との違いではないでしょうか?
続ける力には以下の3つの柱があります。
・目標設定・・・適切な目標設定
・モチベーションコントロール・・・やる気を維持する
・仕組み化・・・無理なく続けられる仕組みづくり
エグゼクティブはこれがウマイのです。
これは体を鍛えることだけでなく、仕事の面でも必要な力です。