がんばりたいけどがんばるのが怖い。
皆さんにはこんな経験はないでしょうか?
私はあります。
よくあります。
実はいまもそうです。
「えっ?がんばりたいなら、がんばればいいじゃない?」 と思う方もいるかもしれません。
それはわかっています。
でもがんばるのが怖い、一歩が踏み出せない、という時があるのです。
なぜそんな複雑な気持ちになってしまうのか?
その理由と対策について考えてみましょう。
がんばるのが怖い理由1:結果が出せるかわからないから
努力は報われます。
ただし、自分では努力していたつもりでも、努力が足りなくて結果が出せないこともたくさんあります。
がんばっても結果が出せないのは怖い。
せっかくがんばったのに、無駄になってしまうのは、とても怖いことです。
このリスクを考えてしまうと、 「がんばってもダメかもしれない・・・だったらがんばらない方が良いかもしれない」 という気持ちになり、がんばるのが怖くなってしまいます。
がんばるのが怖い理由2:本当にがんばれるかわからないから
自分がどこまでできるか?わからないから怖い。
「がんばる!」と宣言しておいて、いっぱいいっぱいになってしまってグダグダで終わるのではないか? 結局また3日坊主で終わってしまうのではないか? ただでさえも忙しいのにこれ以上がんばれるのか? こう考えてしまうと、がんばるという行為をし出すのが怖くなります。
がんばるのが怖い理由3:他人が反応がわからないから
自分ががんばった時に他人はどう思うか? 笑われるだろうか? 応援してくれるだろうか? ついてきてくれるだろうか? 批判されないだろうか? こんなことを考え出してしまうと、動き出すことが怖くなります。
がんばるのが怖い最大の理由はなにか?
結果がどうか? がんばれるかどうか? 周りがどうか? 未来はもともと不確定なのです。
不確定なのに確定を求めて、そのことを必要以上に心配しすぎてしまうと身動きが取れなくなってしまうのです。
対策1:応援してくれる人の笑顔を思い浮かべる
あなたの周りには批判的な人が何人かいるでしょう。
しかし、応援してくれる人はそれ以上にたくさんいるはずです。
そういう人の笑顔を思い浮かべましょう。
あなたががんばっている姿を見て、彼らはきっと笑顔で応援してくれるでしょう。
あなたががんばって、失敗しても、彼らはきっと笑って許してくれるでしょう。
そして彼らはあなたのがんばりを認めてくれるでしょう。
対策2:少しだけ動き出してみる
まずは小さなことから動き出してみましょう。
「今日から私はこれをやります!」 そんな大それた宣言はしなくていいです。
こっそり動いてみましょう。
手帳に目標を書くだけでもいいですね。 ネットで調べてみるだけでもいいですね。
失敗しても誰も見ていませんから。 まずはやってみましょう。
対策3:励ましてくれる歌を聴く
歌は常にあなたの味方ですよ。
歌はあなたに寄り添い、共感し、励まし、勇気づけてくれます。
対策4:すでに「結論は出ている」ことを自覚する
私がいまの仕事に就こうかどうしようか迷っている時、当時仲が良かった女の先輩に相談しました。
それに対する彼女の答えはこうだでした。
「もう結論は出ているんでしょ? あなたがやりたいならやってみなさいよ」
私たちは何かに悩んでいる時、実はすでに結論が出ていることが多いのです。