最近、毎日『瞑想』をしています。
ついにエムもそっちの方向に足を踏み入れてしまったか・・・などと思わないでください。
欧米では瞑想は科学的に研究され、その効果も実証されているのです。
スティーブ・ジョブズ氏、ビル・ゲイツ氏、イチロー氏、長谷部誠氏らも瞑想を実践しているといいます。
今日は瞑想の効果とやり方などを紹介します。
瞑想の効果
瞑想の効果として以下のようなことが挙げられます。
- 集中力が高まる
- ストレスの減少(雑念が払われ、頭の中がリセットされることによって)
- リラックス効果(20分の瞑想は4時間の睡眠と同じ効果とも言われている)
- 注意力、判断力の向上
- 自己コントロール力、意志力の向上
- タバコ、アルコールなどの依存症からの脱却を助ける
科学的にも実証されている
ある研究では、瞑想の練習をたった3時間行なっただけで、注意力と自制心が向上するという結果が見られました。11時間後には、脳に変化が現れました。
瞑想を始めた人たちの脳では、集中力を持続したり、気が散るものを無視したり、衝動を抑制したりするのに重要な領域の神経間の連絡が増加していました。
『スタンフォードの自分を変える教室』より
瞑想は仏教の『座禅』として日本に入ってきたため、日本では瞑想=宗教(オカルト?)というイメージが強いかも知れません。
しかし、座禅は瞑想のテクニック、手法のひとつに過ぎません。
欧米では心理学、脳科学、神経科学などの見地から、瞑想について科学的研究がなされています。
最新の心理学、脳科学の研究成果に基づいて書かれた以下の本の中でも瞑想の効能が紹介されています。
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スタンフォードの自分を変える教室
ケリー・マクゴニガル 大和書房 2012-10-20
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幸せがずっと続く12の行動習慣
ソニア・リュボミアスキー 日本実業出版社 2012-02-16
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瞑想の仕方
Meditation / RambergMediaImages
簡単な瞑想の仕方を紹介します。
- 上記の画像のように座る
- 背筋をスッとのばし、骨盤の真上に頭蓋骨が来るように意識する
- 肩の力を抜く
- 目を閉じる
- 「いちーーーーーーー」と数えながら息をできるだけ長く吐く
- 「とーーーーーーーー」と数えながら息をできるだけ長く吸う
- 以下、「にいーーーーーとーーーーーーー」「さんーーーーーとーーーーーーー」と呼吸をカウントしていく
- 雑念が思い浮かんだら、それをそのまま観察する。「あっ・・・いま、○○について考えているな」という具合に。
- 3~20分程度行う
以上が簡単にできる瞑想法です。
1日3~20分で、平穏な精神を手に入れられます。ぜひお試しを!