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私はだいたい普通の人の5倍ぐらいの速度で本を読むことができます。
いわゆる速読というやつです。

今日は誰でも、簡単に、今までの5倍速く本を読む4つコツ(速読法)を紹介します。

1.速さに慣れる
2.頭の中で音読しない
3.質より速さ
4.緩急つけて読む

1.速さに慣れる

クルマを運転していて、しばらく高速道路を走ってから、一般道に出ると普段より多少早めに走っていたとしてもすごく遅く感じます。
ついついスピードを出しすぎてしまいます。

この原理は速読にも利用できます。
例えば、普段の10倍速で文字が入ってくることになれてしまえば、普段の5倍速でも遅く感じます。

具体的にはどうすれば良いのか説明します。

(1)高速でページをめくる

読書をはじめる前に、本をパラパラパラパラーッと高速でめくってものすごい速さでページを目で追いかけるのです。
カメラの高速連写のようにページを写している感覚です。

もちろん、この段階では内容は全く理解できません。
あくまでも普段よりも速い速度で文字を認識するための練習です。

(2)だんだん速度を落としていく

一通りめくり終えたら、今度はさっきより遅い速度でページをめくります。
パラッ!パラッ!パラッ!パラッ・・・!という感じで、テンポ良くめくっていきます。

この段階でも理解はできません。
(もしかしたらいくつかの単語が目に飛び込んできているかも知れませんが)

次に先ほどよりもさらに速度を落とし、1ページ0.5秒ぐらいで眺めていきます。
パラッ・・・パラッ・・・パラッ・・・パラッ・・・という感じ。

(3)高速で行を追う

最後に物凄い速度で、1行1行、目で追いかけていきます。
この段階でもまだ内容は理解できないでしょう。

しかし、この訓練で速さに慣れてから読書をすると、普通に読書しているつもりでも、普段の倍以上の速さで読めるようになっているはずです。

時間がある時にはこれらのメニューを順にこなすと良いですが、時間がない時には(3)のみでもかまいません。

 

2.頭の中で音読しない

小学校の授業で『音読』の練習をしましたよね。

「し よ う が つ こ う の、じ ゆ ぎ よ うで、お ん ど く の・・・」

・・・という具合に、1文字1文字ゆっくり咀嚼するように読んでいきます。
これはまだ文字を読むこと、文から意味を読み取ることを習い始めたばかりの子ども向けの読み方です。

しかし、私たちは本を『黙読』する時も、頭の中でこういう読み方をしてしまっています。
頭の中で1単語1単語、『音読』しながら読んでいるのです。

しかも、小学校の時だけでなく、大人になってからもも、こういう読み方をしています。

これが読書速度が上がらない最大の原因です。

読書スピードを上げたかったら、文字を頭の中で音読してはいけません。
『行をザーッと目で追う』、もしくは『行を目でなぞる』ような感じで読むのです。

どうすれば頭の中で再生せずに読めるか?

「音読しないぞ!」と常に意識し続けるだけで、それができる人もいます。

なかなかできない、という人は、頭の中で「あーーーーーーーー」っと言いながら読んでみてください。これでほとんどの人は音声化しながら読めなくなるはずです。

キーワードのみ音声化

ただ、いきなり無音で読むのはとても難しいです。
無音で読めたとしても、それでは文章の意味が全く理解できないという人もいます。

そういう時はキーワードのみ、頭の中で音声化して読むと良いでしょう。
私もこの読み方です。

例えば、

—小学校の授業で『音読』の練習をしましたよね。

という文章を読む時、1行をザーッとなぞりますよね。
(実はこれくらいの長さの文章ならなぞらなくても一目で読めるのですが・・・)

で、その際に、頭の中では『小学校』『音読』という単語(キーワード)のみ音声化されます。
いきなり無音で読むのが難しいという方は、まずはキーワードのみ音声化するという読み方で読んでみると良いかもしれません。

 

参考

私の読書法(2)10年かけてようやくたどり着いたエム流 速読法





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