「もっとお金があれば幸せなのに…!」
「彼女ができたら幸せだろうなー」
「もっとすてきな家に住めたら毎日が楽しいはず」
そんな風に思うこと、よくありますよね。
でもこれは根本的に間違いです。
これらがあなたの幸福度に与える影響はわずか10%しかありません。
今日は『幸福』にまつわる根本的な間違いを3つ紹介します。
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幸せがずっと続く12の行動習慣
ソニア・リュボミアスキー 日本実業出版社 2012-02-16
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間違い1:幸福とは手に入れるもの
幸福とはどこかから見つけて、手に入れるもの。
もしくはつかみとるもの。
こういう考えは根本的に間違いです。
例えば、
「たくさんお金を稼ぐ」
「理想の結婚相手を見つける」
「良い仕事に就く」
などなど。
これらの考え方に共通するのは、幸福のための主体が自分ではなく外部にあるということです。
幸福とは、どこかから見つけてくるものではなく、自分自身の中にあるものです。
心のあり方です。
感じ方です。
だから、幸福になるためには、まず幸福であることを感じる能力を高める必要があります。
間違い2:幸福とは環境を変えることで得られるもの
環境要因があなたの幸福度に与える影響は10%だけです。
貧乏な人が大金持ちになっても、幸福度は約10%ぐらいしか変わらないのです。
また、理想の相手と結婚したとしても、幸福度は10%ぐらいしか変わりません。
(それどころか数年後には低下するという調査結果すらもあります…!)
家を建てようが、いい仕事に就こうが、毎日おいしいものを食べようが、幸福度はあまり変わらないのです。
幸福にもっとも大きな影響を与えるのは、その人の行動習慣や遺伝、心の持ち方です。
間違い3:幸福とは生まれつき決まっているもの
生まれつき不幸。
不幸な体質。
・・・などというように遺伝によって幸福か不幸かが決まると思っている人がいます。
実際、最近の研究によると幸福度を決める要因の約50%は遺伝であるといわれています。
しかし、残りの半分の要因は環境や行動習慣、心の持ち方によるものです。
つまり幸福度の半分はコントロール可能なのです。
以上が『幸福』にまつわる根本的な3つな間違いです。
これらを気にして不幸な人生を歩むのではなく、行動習慣や心のあり方によって少しでも幸福な人生を歩みましょう!
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幸せがずっと続く12の行動習慣
ソニア・リュボミアスキー 日本実業出版社 2012-02-16
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