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ついカッとなって人を責めてしまったり、「ゆるせない!」と息巻いてしまうことがあります。

しかし、誰かを責めている時に私たちはやすらぎを感じることはできません。

「ゆるせない!」と怒るきっかけは、誰かからストレスを与えられたことかもしれません。
しかし、いつの間にか人を責める気持ち自体がストレスを固着させる元凶になってしまうのです。

ゆるすと自分が損する?

・ゆるすを自分が損をしてしまう

・自分が嫌な思いをしたのは100%相手の責任であって、自分に責任はない

・自分の責任を認めるより、被害者でいた方が楽である

・相手は、罪の報いを受けるべきである

・恨みは復讐しないと晴れない

・自分を守るためには、ゆるしてはいけない
鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルールより)

人を責めている時、こんな思考におちいってしまう人も多いでしょう。

しかし、考えてみて下さい。
こういう考えが、人を幸せに導くでしょうか?

 

人をゆすることでやすらぎが得られる

人を責めている時、私たちはやすらぎを得ることができません。

人をゆるすことではじめて、心の平穏を手に入れることができるのです。

 

人をゆるすための8つのステップ

野口嘉則氏著『鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』という本の中で紹介されている「ゆるすための8つのステップ」を紹介します。

鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール

野口 嘉則 総合法令出版 2006-05-10
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【ステップ1】ゆるせない人をリストアップする

まずは「ゆるせない!」と思う人をリストアップしていきましょう。普段は意識していないけど心の底で引っかかっている人もすべてです。

【ステップ2】自分の感情を吐き出す

その中でいま一番ゆるせない人を取り挙げて考えてみましょう。
その人に対する自分の感情をとにかく書き出してみます。
「バカヤロー!」でも「なんてことしてくれたんだ!」でもなんでも良いので、気の済むまで散々書いてみましょう。

【ステップ3】行為の動機を知る

(1)その人の行為の中で、ゆるせないと思った行為を書き出しましょう

(2)相手がその行為をした動機を想像して書き出しましょう

(3)相手の行為を裁かずに、その行為を相手の未熟さや不器用さ、弱さの表れとして理解しましょう

(4)「私がそうであるように、○○さんも喜びを味わいたかったんだ。私がそうであるように、○○さんも苦痛を避けたかったんだ」と宣言します。充分に心に落ちていなくてもOKです。とにかく宣言してみましょう。(紙に書いてもOK)

【ステップ4】感謝できることを書き出す

その人に対して感謝できることを書いてみましょう。
これも充分に心に落ちていなくてもOKです。とにかく書いてみましょう。

【ステップ5】言葉の力を使う

(1)「私は自分自身の自由とやすらぎと幸せのために、○○さんを許します」と宣言する

(2)「○○さん、ありがとうございます」という言葉を繰り返し唱える

言葉の力を借りて、相手に対するゆるしを深めます。

【ステップ6】謝りたいことを書き出す

ここまでのステップがうまくいくと、相手に謝りたいことが浮かんでくるはずです。
それを書き出しましょう。

【ステップ7】学んだことを書き出す

その人との関係を通じて何を学んだか書き出しましょう。

【ステップ8】「ゆるしました」と宣言する

最後に「私は○○さんをゆるしました」と宣言します。

 

私も実際にこのステップを実践してみました。
効果はテキメンです。

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