『楽読』という速読メソッドの体験セミナーに参加してきました。
楽読は『コミュニケーション』『情報処理の高速化』『速聴』など、独自の手法を取り入れた速読メソッドです。約2時間のセミナーでしたが、それだけのトレーニングでも私の読書速度は約1.5倍に上がりました。
今日はそのレッスン内容をご紹介いたします。(講師の方の許可は得ています!)
☆誰でも簡単にできる速読☆ 楽しく楽に速く読める楽読 体験♪(東京都)
楽読とは?
楽読(速読)とは、文章を「速く読む」速読術のことです。
「速く読む」ということは多くの情報を処理するということ。「楽読(速読)」を訓練すると脳の回転数を上げて多くの物事を同時に処理することが出来るようになるので試験・受験や仕事など広く応用できます。
簡単に言うと、速読の一種なのですが、情報処理速度の向上に力を入れた速読法だということです。
情報処理速度を上げるために、右脳を活性化して『並列処理』をできるようにしていきます。
創始者は平井ナナエさんという方で、平成18年にこのメソッドを確立したそうです。
それからたった数年で全国34ヶ所にスクールを構えるまでに急成長しているというから驚きです。
レッスン内容
- 楽読の理論の説明
- 速聴・・・英語の音声を高速で流す。これはレッスン中ずっと流し続ける
- レッスン前の状態を測定(読書スピード、目の動く速さなど)
- 丹田呼吸・・・リラックス&酸素を脳にたくさん送り届けるため
- 「本の内容が理解できない」ぐらいの速度で10分間本を読む(というよりも、文字を目で追う。その際、読書と並行して、講師と会話をする・・・並列処理能力を鍛える
- レッスン後の状態を測定(読書スピード、目の動く速さなど)
レッスンの結果
レッスン前の読書スピード:分速2500文字
↓
レッスン後の読書スピード:分速3500文字
たった2時間で約1.5倍!!
これはすごい!
実は私の分速2500文字というのは、かなり速い方なんです。
(日本人の平均読書スピードは分速500~700文字なので)
これは私がこれまでにいろいろな速読法を試してきたからなのですが、トレーニングをしてきた人でも分速3000文字を越えるのはかなり大変なことです。
それが、特にムリしたりせず、しかもたった2時間で達成できたのですから、これには驚きました。
自分の苦手が見えてきた!
私はいろいろな速読法にチャレンジしてきましたが、なかなか分速3000文字を越えることができませんでした。
今回の体験を通して、その原因として「周辺視野の狭さ」「並列処理能力の弱さ」というふたつの原因が見えてきました。
周辺視野というのは、文章を1文字ずつではなく、カタマリでバッと読み取る力のことです。
スゴイ人は、何行もまとめて見ることができるとか。
私はこの力が少し弱いようです。
また、私は完全に左脳型人間です。
左脳は直列処理、つまり1度に1つのことしかできません。
だから、単旋律の楽譜の読み取りはできても、ピアノのような複数段の譜面の読み取りは苦手です。
また、誰かと話している時に、近くで他の人の会話が聞こえてきたりすると、会話に全く集中できなくなります。
脳トレ系のゲームなんて、大の苦手です。
その辺の『脳力』も鍛えていく必要があるのかな、と思いました。
今後、脳を鍛える系の本も読んでみようと思います。
・・・ということで、楽読体験セミナーのレポートでした。
講師の五味先生ありがとうございました!
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