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音楽には犯罪を抑止する効果があります。

音楽は男性ホルモンであるテストステロンの分泌を抑え、攻撃性を低下させるからです。
音楽を効果的に用いることは、犯罪、もめごと、クレームなどの抑止につながるかもしれません。

 

音楽の犯罪抑止効果

イギリス、ロンドンの地下鉄駅構内でクラシック音楽を半年間流したそうです。
するとなんと、強盗が33%、職員への暴行が25%、器物破損が37%も減少したというのです。

他にもアメリカの複数の都市で、街中や公園でクラシックを流したところ、同様の効果が得られたそうです。

クラシック音楽を流すだけで、犯罪抑止につながるのです。

 

なぜ音楽が犯罪を抑止するのか?

ではなぜ音楽が犯罪を抑止するのかというと、それは音楽が男性ホルモンであるテストステロンの分泌を抑えるからです。

テストステロンは男性ホルモンの一種で、筋肉をつけたり、ヒゲや体毛を生やしたりするホルモンです。
心理面では、積極性や攻撃性を高めるという効果があります。

テストステロン値が高い人は、独立心や積極性がある反面、攻撃的で支配的になります。

音楽には、このテストステロンの分泌を抑える効果があるのです。
テストステロンの分泌が抑えられた結果、攻撃性が弱まり、犯罪行為も減ったということです。

また音楽はコルチゾルというホルモンの分泌も抑えます。
コルチゾルは別名ストレスホルモンとも呼ばれるホルモンです。
音楽にはコルチゾルの分泌を抑え、ストレスを軽減する効果もあるのです。

これらの効果により、音楽を流すと犯罪抑止につながるのです。

<参考文献>

音楽の感動を科学する ヒトはなぜ“ホモ・カントゥス”になったのか





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