2010年1月11日に禁煙をはじめて約1100日が経過しました。
もう禁煙ではなく、卒煙と言っても良いと思います。
しかし、もともとは超ヘビースモーカーで、毎日体調不良や咳に悩まされる日々を送っていました。
今日はそんな私がタバコを辞めた方法を紹介します。
周囲の人にタバコを辞めさせたい!という場合も、ぜひこの記事をおすすめください。
新年は区切りの時期です!タバコを辞めるチャンスですよ!!
タバコの洗脳から解放されよう!
喫煙者はタバコに洗脳されている状態にあります。
タバコによってもっともむしばまれるのは、肺や血管ではなく、心です。
薬物依存、薬物中毒なのです。
仕事をしていても、レストランに入っても、お酒を飲んでいても、常にタバコのことが気になります。
タバコを吸い終わって30分ほどすると、次はどこで、どのタイミングでタバコが吸えるか、気になって仕方なくなります。
タバコを辞めるのにもっとも重要なことは、この洗脳から解き放たれることです。
辞められるまで禁煙セラピーを読む
この洗脳から解放されるためには、逆に『自己洗脳』する必要があります。
タバコが私たちに届けるメッセージと全く逆のメッセージを、自分の意識に強く刷り込むのです。
そのために私がしたことは禁煙本をひたすら読みまくることです。
禁煙本を何冊も読み、禁煙関係のサイトを読み漁りました。
中でも一番おすすめなのは、やはり禁煙セラピーです。
「読むだけで絶対やめられる」という触れ込みですが、私の感想としては、1回読むだけでは不十分だと思います。
1回ではタバコの強力な洗脳に勝つことはできません。
また内容について何となくは理解できますが、タバコの洗脳が邪魔してすんなり受け入れられないと思います。
それが2度、3度と読んでいるうちに、内容を深く理解できるようになり、少しずつタバコの洗脳が解けてきます。
禁煙に必要な期間
喫煙者が一番気になることは、「どれくらいで辞められるか?」「どれくらいで苦しくなくなるか?」ということです。
禁煙は最初は苦しいものです。
この苦しみがどこまで続くのか?永遠に続くのではないか?という不安にさいなまれます。
そこであくまでも目安ですが、タバコを辞めるまでの道のりを書いておきます。
【禁煙1日目】
第1の壁です。吸わないと頭がおかしくなるのではないか、という錯覚(禁断症状)に駆られます。8割はこの時点で失敗します。が、ここを乗り越えないと禁煙はできません。
薬物中毒ですから、離脱するのは大変なものです。誰でも苦しいです。がんばって乗り越えましょう。
【禁煙3日目】
第2の壁です。1日目を乗り越えて少しは楽になりますが、思ったほどは楽になりません。まだまだ強い衝動に襲われます。「あきらめようか」という気持ちが沸いてきます。禁煙セラピーを読み返して乗り切りましょう。
【禁煙1ヶ月】
1ヶ月経つと、だいぶ衝動は落ち着きます。が、まだ吸いたいという気持ちはあります。しかし、その気持ちは理性で抑えられるレベルにまで弱まっているはずです。
【禁煙半年】
半年たっても、まだタバコを吸いたいという気持ちはあります。タバコが目に付きますし、タバコのことはまだいつも頭の片隅にあります。しかしこの頃から、タバコによる体調不良や咳は減ってきます。良い変化に目を向けましょう。
【禁煙1年】
タバコを吸いたいという気持ちはかなり弱まります。しかし、まだ時々思い出し、タバコを吸いたい衝動に駆られます。
【禁煙2年】
タバコを吸いたいという気持ちはほとんどなくなります。タバコのことを思い出す頻度もものすごく減ります。
【禁煙3年】
タバコが嫌いになります。
1本吸ったら振り出しに戻る
禁煙に失敗する最大の原因は以下の2つの思いです。
「こんな苦しみを味わうぐらいなら、一生タバコを吸い続けた方がマシだ。」
「1ヶ月も禁煙したんだから、もう大丈夫だろう。1本だけ吸ってみよう」
この思いに負けて、1本だけタバコを吸ってしまうのです。
そうすると、もう禁煙は失敗です。
振り出しに戻ります。
また禁煙をしようと思い立った時に、一番苦しい1日目の壁を再び味わうことになります。
夜も眠れないくらいに苦しんだ3日間をもう1度味わうことになるのです。
あなたが一生禁煙するつもりなら良いでしょう。
しかし、いつかは禁煙するつもりなら、いま、ここで辞めるべきです。
同じ苦しみを何度も味わう必要はありません。
さあ、いま、ここで、タバコを辞めましょう!
参考記事
今まで書いた禁煙関係の記事です。
今すぐタバコは辞めなさい!1000日間禁煙して気付いた3つのこと
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今すぐタバコはやめなさい!私がタバコを辞めた理由
喫煙者は喫煙後も、吐く息や体から有害物質を部屋中にまき散らしているということです。 つまり、非喫煙者の前で吸わない、というだけでは全く配慮が不十分なのです。 これじゃあまるで、有害物質そのものじゃあありませんか! これはかなりショックでした。 …
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