3年前までは超絶ヘビースモーカーでした。
毎日、咳き込みながらフラフラになるまで、タバコを吸い続けていました。
体調が良い日など1日もありませんでした。
しかし、今では歩きタバコをしている人とすれ違うと、わざと咳払いして不快感を表すぐらいタバコ嫌いです。
元ヘビースモーカーの私が言います。
喫煙者の皆さん、いますぐタバコはやめるべきです!
今日は私がタバコを辞めた3つの理由をお教えします。
理由1:このままじゃ死ぬ
朝起きたらすぐにタバコを吸いまくり、通勤の車内で職場につくギリギリまで吸いまくる。
忙しい勤務の合間を見て、昼休みなどには人目を忍んで外にタバコを吸いに行く。
仕事が終わったら、帰りの車内からタバコを吸い続け、夜は寝る直前まで「もう1本」「もう1本だけ・・・」と際限なく吸い続ける。
最後にはニコチンで頭がクラクラして、倒れ込むように眠りに落ちる。
時には吸い過ぎて気持ちが悪くなって吐いてしまうこともありました。
よく咳き込み、タンが絡み、常に体は不調でした。
ニコチン中毒で手が震えることもありました。
そんな生活を約10年続けました。
「このままじゃ死ぬな」と思いました。
それがタバコを辞めようと思った最大の理由でした。
しかし、それでも辞められないのがタバコの恐ろしさです。
理由2:実はめっちゃ臭い
非喫煙者からすると、タバコはめちゃめちゃ臭いです。
ちょっと臭いをかいだだけでイヤな気持ちになります。
「有害な煙を吸ってしまった」と思います。
でも、普通の大人はそう思っていながらも、喫煙者に対して面と向かって「臭い」とは言いません。
私も大学時代までは面と向かって不快感をぶつけられたことなどありませんでした。
しかし、子どもは普通に「臭い!!!!」と言います。
しかし、仕事で子どもと接するようになって、 子どもたちから「臭っ!やめて!!」と露骨に不快感をあらわにされました。
タバコを吸ってから、口をゆすいだり、服をパタパタさせたりしてから話しても、全然無駄です。
これはかなり傷つきます。自信を失います。
同時に、いままで接してきた人たちは、臭いけど我慢して、気を遣って言わないでいてくれたんだな、と思い知らされました。(実際、非喫煙者からすると、タバコの臭いだけでもかなり不快です)
これは本当にタバコを辞めないといけないなと思いました。
しかし、それでも辞められないのがタバコの怖さです。
理由3:吐く息すらも有害
このような経験をし、また徐々に体調も悪くなっていき、タバコを辞めたいと思う気持ちはだんだんと強くなっていきました。
禁煙セラピーをはじめとする禁煙本もたくさん読みました。
いろんな本を読む中で、一番ショックだったことは、『タバコを吸った人が吐く息すらも有毒』という情報です。
タバコを吸い終わった後に吐く息の中には有害物質がかなり含まれているそうです。
また、衣服や体にも有害物質が付着しているそうです。
喫煙者は喫煙後も、吐く息や体から有害物質を部屋中にまき散らしているということです。
つまり、非喫煙者の前で吸わない、というだけでは全く配慮が不十分なのです。
これじゃあまるで、有害物質そのものじゃあありませんか!
これはかなりショックでした。
私は「自分は喫煙者だけで分煙もしているし、ポイ捨てもしていないから、他人には迷惑はかけていない」と思っていました。
しかし、話すだけで有害物質をまき散らしていたのです。
今まで接してきてくれた人たちに申し訳ない気持ちになりました。
これは自分のためだけでなく、周りの人のためにも本気でタバコを辞めなければならないな、と思いました。
これらの3つの理由から私はタバコを辞めることを決意しました。
どうやって辞めたのか?
最後に、私が辞めた方法を簡単に紹介しますね。
それは「意識を変えること」です。
自己洗脳と言っても良いかもしれません。
ひたすら禁煙についての情報を集め、禁煙セラピーを何回も読むのです。
喫煙についての正しい知識を身につけること。
まずは頭で喫煙のしくみや、害、無益さを理解することです。
禁煙セラピーを何度も読むことによって、自分の中で喫煙=悪、辞めたらハッピーになれる、という情報がすり込まれていきます。
もちろん、禁断症状による苦しみはありますが、それは「禁断症状は必ず弱まっていく」「ここで負けたら、また禁煙しようと思った時にもまた最初から苦しみを味わうことになる」と考えて乗り切ります。
もちろん苦しいことは苦しいのですが、辞められた時の幸福をイメージすることで、前向きに喫煙と戦うができます。