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食べる量やカロリーを制限しないで、食べる順番を変えるだけで痩せられるとしたら、こんなうれしいことないですよね?

11月6日にTBS『もてナイ』という番組で『食べる順番ダイエット』というものが紹介されていました。
今回、この番組でビビる大木さんが2ヶ月で10kg以上のダイエットに成功しているのを見て興味を持ったので、ちょっと調べてみました。

食べる順番ダイエットとは?

この『食べる順番ダイエット』、実は数年前からひそかに話題になっており、私の知人でも、「野菜を最初に食べるようにしたら2kg痩せた」という人もいました。

食べる順番ダイエットとは、次のような順番で食事をするだけのダイエットです。

  1. 食物繊維・・・野菜、きのこ、ヨーグルトなど
  2. 汁物
  3. たんぱく質・・・肉、魚、豆、豆腐、たまご
  4. 炭水化物・・・ご飯、麺、スイーツ

食べる順番ダイエットのその他のルールは以下の通りです。

    • 食べる順番を守る
    • 一品ずつ食べる(丼物も具とご飯を分けて食べる)

これさえ守れば、カロリーや量を制限する必要はないそうです。
またデザートも食べて良いそうです。
(ただし、食べるのは一番最後)

 

なぜ食べる順番を変えると痩せるのか?

食べる順番を変えるとなぜ痩せるのでしょうか?

それは野菜を先に食べることによって、血糖値の急上昇と急低下を抑えられるからです。

人はご飯など炭水化物を摂取すると、血糖値が急上昇します。
血糖値が上昇すると、血中にインスリンという血糖値を下げて安定させるホルモンが分泌されます。

血糖値が急激に上がると、急いでそれを下げようとインスリンも大量に分泌されます。
それによって、今度は逆に血糖値が急低下します。

すると、体は「エネルギーが足りない」と錯覚し、エネルギーを脂肪として溜め込もうとします。
また、エネルギー不足という錯覚のため、食べたばかりなのにお腹がすいてしまいます。

野菜を先に摂ることによって、血糖値の上昇が緩やかになります。
それによって、インスリンの分泌、血糖値の低下も緩やかになるのです。

また、先に野菜や汁物を摂取することは、空腹感を緩和し、ドカ食い、早食いを防ぐ効果もあります。
次に肉・魚を食べることによって、ある程度の満足感が得られます。

そして、最後に炭水化物を摂ることによって、血糖値を上げ、エネルギーと満腹感を得られるのです。

 

ダイエットの補助として食べる順番ダイエットを取り入れよう

私は現在、食生活を根本的に改善し、継続的な運動習慣を身につけるという『王道ダイエット』に取り組んでいます。

やはり、ダイエットは王道が一番効果があり、尚且つ、効果が長続きします。
簡単に痩せられる方法はだいたい簡単にリバウンドするものです。

しかし、食べる順番ダイエットはきちんとした科学的根拠があるダイエット方法です。
王道ダイエットと併用すれば、さらなるダイエット効果が期待できそうです。





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