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モーツァルトは脳内ホルモン『ドーパミン』を求めて作曲し続けた!?

投稿日:  カテゴリ: 音楽.
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『モーツァルトが求め続けた「脳内物質」』(須藤伝悦著 講談社)という本を読みました。

この本では、モーツァルトは幼少期には小児てんかんを、大人になってからは統合失調症を患っており、それを癒やす効果曲を求めて作曲し続けていたというおもしろい説が紹介されています。

 

モーツァルトの曲を聴くとドーパミンが出る

モーツァルトの曲を聴くと脳が刺激され、脳内ホルモン『ドーパミン』が分泌されるそうです。

ドーパミンとは、やる気や意欲に関係するホルモンです。
また、このホルモンが分泌されると人は快感を感じるそうです。

なぜモーツァルトの曲を聴くとドーパミンが出るのかというと、それはモーツアルトの曲は高周波が多いからだそうです。
モーツァルトの曲は、バイオリンなどの高い音がたくさん使われ、またハーモニーによって生み出される倍音が豊富なため、高周波(高い領域の音)が多いのだとか。

ではなぜ高周波を聴くと脳が刺激されてドーパミンが出るのかというと、人間が母親の子宮の中で聴いている音が高周波だからだそうです。
胎児は母親の羊水や血流を通じて、胎内で高周波を聴いており、それによって脳を活性化しているのだそうです。

 

モーツァルトはドーパミンを求めて作曲していた

この本の著者によると、モーツァルトは幼少期に小児てんかんを患っていたそうです。
小児てんかんは一説によるとドーパミンの不足からおこる病気なのだとか。

モーツァルトはADHD(注意欠陥多動性障害)だったという学者もいますが、この障害もドーパミンの不足から起こるといわれています。
ちなみに私はモーツァルトは小児てんかんではなく、ADHDだったと考えています。

まぁいずれにせよ、少年期までのモーツァルトはドーパミン不足による症状に悩まされていたと考えられます。


そんな症状に苦しんでいる一方で、彼は幼少期から神童ぶりを発揮して、大人顔負けの曲を作曲しています。

作曲をする中で彼は、聴いていると(弾いていると)なんとなく気持ちがよくなる曲があることに気付きました。
そして、彼は聴いていて(弾いていて)なんとなく気持ちが良い音楽を作曲し続けるようになったというのです。

聴いていてなんとなく気持ちが良いというのは、脳が刺激されてドーパミンが分泌されている状態です。
彼は体感的に、ドーパミンが分泌されやすい音の組み合わせを見つけ出していったのです。

 

この本はドーパミンにのみ焦点を当てて書いていますが、クラシックを聴くと脳が刺激され、脳内ホルモンの分泌がさかんになることは他の研究でもあきらかにされています。

モーツァルトは音楽家の中でも別格と言ってもいいほどの天才です。
彼が幼い頃から自然に脳を刺激する音を探し求めて作曲していたというのは、とてもおもしろい説です。

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