クラシック音楽ってよくわからないし、つまらない。
そんな風に思っている方も多いと思います。

しかし、それは『聴き方』の問題です。
聴き方を変えればクラシック音楽はすごくおもしろくなります。

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ポップスは刺激的な音楽

そもそもポップスは作りからして刺激的な音楽です。
メロディの良さとか、楽曲の良さではなく、そもそもの作りが刺激的なのです。

メロディとリズムを効かせた単純な伴奏。
これが一番脳にガツンと強い刺激を与える音楽なのです。

幼児向けの音楽はメロディと簡単なリズムしかありません。

しかもギターとドラムはとてもノイジー(ノイズのある音)です。
ノイズがあるということは、耳にスッと入っていかない。
聴覚に引っかかりながらゴリゴリ入ってくるようになっているのです。

ポップスは油と化学調味料をたっぷり使ったファストフードのようなものです。
そもそも刺激が強いものなのです。

 

ポップスとクラシックでは良さが違う

クラシックを聴く時に、ポップスと同じ感覚で聴けばそれはつまらない音楽に聞こえてしまいます。

それはファストフード感覚で精進料理を食べるようなものです。
「なにこれ?味薄ッ!」「ボリューム少なッ!」「肉はー??」と思うことでしょう。

写真と絵では楽しみ方が違います。
漫画と油絵では楽しみ方が違います。

ポップスとクラシックでは楽しみ方が違うのです。

どちらの方が価値があるということではありません。
私はどちらも好きです。
仕事ではクラシックを扱うことが多いですが、意外と通勤の車内ではHIPHOPやV系なんかを聴いていたりします。

 

クラシックを聴くコツは『構造』と『変化』

ポップスの楽しみ方は皆さんよくご存知だと思いますので割愛します。

では、クラシックはどのように楽しめば良いのか?

キーワードは『構造』と『変化』です。

 

構造

クラシックは計算された音楽です。(ポップスやジャズはその場のノリや即興性を重視しますが)
音楽の構造を徹底的に計算してつくられています。

例えば、ベートーヴェンの運命という曲。(ジャジャジャジャーンっていうやつ)
あの曲は『ジャジャジャジャーン』というリズムをパズルみたいに組み合わせてつくられている曲です。

また、交響曲は第1楽章から第4楽章は起承転結を表しています。
これが、こうなって、ああなって、こうなる、という理論的つくりになっているのです。

ジャジャジャジャーンでつくられてるとか、起承転結になっているとか、そういうちょっとしたことに気を付けてきくだけもちょっと楽しくなるはずです。

 

変化

もっと感覚的に楽しめるのは、メロディや音色の『変化』を楽しむことです。

オーケストラは4種類を中心に、7~10種類ほどの管楽器、打楽器で構成されています。
10種類以上の楽器がさまざまな組み合わせで、様々な場面を演出するのです。
ヴァイオリンがソロで歌い上げる場面、ヴァイオリンパートでキレイなメロディを聴かせる場面、弦楽器で重厚なハーモニーを聴かせる場面、オーケストラ総出で力強い響きを出す場面、様々な場面を表現できます。
その組み合わせによって音色は無限に変化します。

また音色だけでなく、楽器の数や組み合わせによって強弱も大きく変化します。

これはポップスにはないおもしろさです。(ポップスは音色や強弱の変化があまりないジャンルなので)

 

『聴き方』を変えれば、クラシックが楽しくなります。
今日、書いた内容は主にオーケストラ曲や吹奏楽曲についてのことですが、声楽やピアノ曲にもそれぞれの楽しさがあります。
皆様もクラシック音楽の世界に踏み出してみませんか??