かつて隆盛を極めたTwitterですが、その流行にも陰りが見えてきました。震源地であるアメリカではすでに常用者は激減しているといいます。
代わってSNSの絶対王者の座を得たのはFacebookです。2012年春~初夏にかけて、FacebookがTwitterの利用者数を追い抜きました。
なぜTwitterはFacebookに王者の座を奪われたのでしょうか?今日はその原因を考えてみます。
Facebookがおもしろい理由(1) リンクの貼りやすさ
私が一番重要視しているポイントはこれです。
FacebookはURLを貼るだけでサムネイルを引っ張ってきてくれたり、タイトルにリンクを付けてくれたりと、とても素敵な感じにしてくれます。
例えば、同じリンクを貼った時、Twitterでは以下のような感じ。(※文章は手動でコピペ)
対して、Facebookではこんな感じになります。(※URLを貼るだけ。画像もタイトルも文章もすべて自動で引っ張ってきてくれる)
Facebookの方が気軽に情報を共有できるのです。
Facebookがおもしろい理由(2) 『いいね!』のハードルの低さ
次に重要なポイントは『いいね!』システムです。
この『いいね!』というのは、本当に画期的な発明です。
『いいね!』の良いところは、とにかくハードルが低いところです。
「こんなサイトを見つけたよ」 → 『いいね!』
「今日こんなことがあった」 → 『いいね!』
「こんなものを食べた」 → 『いいね!』
「海に行った」 → 『いいね!』
「風邪ひいた」 → 『いいね!』(!?)
『いいね!』には、好意、承認、見たよ、すごい、おもしろい、がんばれ、など様々な意味が込められます。だからこそ気軽に押すことができるのです。
一方、Twitterにも好意を表現する方法として、『リツイート』というものがあります。
しかし、リツイートは「積極的にその情報を広めたい!」というような意味も込められています。また、フォロアーのタイムラインに確実に載るので、気軽にバンバン使うことはためらわれます。
つまり、『いいね!』に比べて少しハードルが高いのです。
Facebookがおもしろい理由(3) リアルの人間関係=安心感
Facebookの画期的なところは、ネットとリアルをつなげたところです。
Facebookの人間関係はリアルの人間関係の一部なのです。
リアルの人間関係には責任やしがらみが伴いますから、匿名を盾にとって好き勝手なことを言ったり、相手を誹謗中傷したりすることができません。
だから、匿名のネット世界よりも安心して発言できるのです。
ただ、匿名ではないので、自分の発言には責任が伴う、ということをお忘れ無く。
以上、3つの理由から、FacebookはTwitterよりも断然おもしろいのです!!
我らがアロハニアンさんもFacebook押しです!!
258 Facebookっていいね! « ハワイフラと、アロハニアン
Twitterはなくても大丈夫だけど、 Facebookは”なくなったら困る”くらいのものになってきています。 なぜでしょうね? 理由は簡単。 使っていて楽しいからです!! …
<参考資料>
CNN.co.jp : ツイッターのブームに陰り? 「日常的に利用」は8%止まり 米国
(CNN) 米短文投稿サイトのツイッターを日常的にチェックしているのは米国人の8%にとどまるという統計を、米調査機関ピュー・リサーチ・センターが31日にまとめた。交流サイト大手のフェイスブックが上場で脚光を浴びる中、ツイッターは影が薄くなったようにも見える。 …
mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査 [ITL]
訪問者数はFacebookが1,724万人(前月比116.3%)と前月よりも大幅な増加。Twitterを大きく引き離している。一方で、Twitterの訪問者数は 1,482万人(前月比99.7%)と微減であった。他のサービスでは、mixi 668万人(前月比96.6%)、Goog …