小さい頃、ピアノを習っておきたかったなーと思っている方はかなり多いと思います。
もしあなたがそう思っているならば、今すぐピアノをはじめましょう。
ピアノは何歳からはじめても遅くはありません。
30歳でも、50歳でも・・・やってみたいと思ったら、思い切ってはじめてみましょう。
今からでも弾けるようになるか?
私の周りでも、先日、仕事でお世話になっている女性がピアノを習い始めました。
その方はご子息が2人とも成人しており、少し時間ができたため、なにか趣味に時間を使いたいな、と思っていたとか。
その方は以前からピアノを習ってみたいと思っていたそうで、私に
「今からでも弾けるようになるか?」と質問をしてきました。
私はこう答えました。
「練習すれば絶対弾けるようになります。
定年すぎてから習いはじめて、立派に弾けるようになった人もいます。
ぜひ今からでもはじめてください!」
どれくらいのレベルを目標にするか?
多くの人はピアノを習う、ということに対して、自分でハードルを上げてしまっています。
どういうことかというと、『ピアノを弾ける』=『難曲も初見でバリバリ弾ける』ということだと思ってしまっているのです。
これは大きな誤りです。
アルファベットすら読めなかった人が、いきなり「英語を習えばシェークスピアを読めますか?」と言っているようなものです。
そこまでいかずとも「少し時間はかかるが英字新聞を時々辞書を引きながら読める」というレベルでもかなり素敵だと思いませんか?
ピアノも同じです。
私はいきなりリストの楽譜を渡されて弾けと言われても弾けません。
でも練習期間を与えてもらって一生懸命練習すれば、ある程度の曲なら弾けるようにはなります。
それでも充分素敵なことだと思いませんか?
ピアノは一番習いやすい楽器です
ピアノは両手を使うので難しいと思うかも知れませんが、世の中で一番習いやすい楽器はピアノです。
理由は以下の通りです。
- 練習人口が多い
- メソッドが確立されている
- 負担が少ない
練習人口が多い
練習人口が多いということは練習用楽器や教本、練習に関する情報、練習環境が充実しているということです。
二胡を習おうと思ってもなかなか習うことはできませんが、ピアノは気軽にはじめられます。
メソッドが確立されている
300年ほど前にはほぼ楽器の形ができあがり、教育方法も改良に改良を重ねられています。だから、こういう順序で練習すれば良いという練習方法がほぼ確立されているのです。
負担が少ない
片手を酷使する楽器は体に変な負担がかかります。ピアノは両手を使うため、体が歪みにくいです。また座ってやるので長時間の練習しても体にこたえません。ただし肩はこります。
さあ・・・あなたも憧れのピアノを習ってみませんか?